匂いの身体論―体臭と無臭志向
匂いの身体論―体臭と無臭志向
鈴木 隆
人間、生きていれば臭いが出てきます。年をとれば加齢臭も出てきます。
犬にとっては、臭いは固体識別の大切な要素でも、人間は嗅覚が犬ほど優れていないので、微妙な臭いのかぎ分けはありません。だから、臭いがあると「快」か「不快」かの反応になります。
加齢臭は間違いなく、不快な臭いに分類されます。わたし達には、歳をとる、老化するという、絶対不可避な命題があります。そのため、加齢臭は絶対に避けられないのです。オヤジ臭い、と言っている若い女性も、いずれはオヤジ臭くなるんです。しかも無自覚にばら撒いてしまう、加齢臭。かなり怖いです。
もし人間が無臭になれたら、なんだかすごいと思いません?ウンチまでは無臭にできないでしょうから、せめてわきの下、加齢臭、そうしたところだけでも無臭にしてみたい。
はかない願望でしょうか?はかない夢でしょうか?
臭う自由があれば、臭わない自由があってもいいじゃないか!と勝手に夢想するわけです。
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鈴木 隆
人間、生きていれば臭いが出てきます。年をとれば加齢臭も出てきます。
犬にとっては、臭いは固体識別の大切な要素でも、人間は嗅覚が犬ほど優れていないので、微妙な臭いのかぎ分けはありません。だから、臭いがあると「快」か「不快」かの反応になります。
加齢臭は間違いなく、不快な臭いに分類されます。わたし達には、歳をとる、老化するという、絶対不可避な命題があります。そのため、加齢臭は絶対に避けられないのです。オヤジ臭い、と言っている若い女性も、いずれはオヤジ臭くなるんです。しかも無自覚にばら撒いてしまう、加齢臭。かなり怖いです。
もし人間が無臭になれたら、なんだかすごいと思いません?ウンチまでは無臭にできないでしょうから、せめてわきの下、加齢臭、そうしたところだけでも無臭にしてみたい。
はかない願望でしょうか?はかない夢でしょうか?
臭う自由があれば、臭わない自由があってもいいじゃないか!と勝手に夢想するわけです。
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